Swimwear Ergonomics
スイムウェア・人間工学ガイド
水中では生地の張力もからだの浮力も変わります。陸上での試着だけでは見えない、水着ならではのフィット条件を整理します。

Principles
水着選びの4つの原則
濡れると伸びる
多くの水着素材は濡れると繊維が膨潤し、数%伸びることがあります。陸上でぴったりでも、水中でゆるむ場合があります。
浮力で位置が変わる
水中では胸の重さが軽く感じられ、動き方が変わります。サイドとアンダーの固定が要です。
用途で構造を選ぶ
泳ぐ・歩く・日差しを浴びるなど、用途ごとに必要なサポート量は異なります。
乾きやすさと保温
水から上がったあとの冷えや重さも快適性を左右します。裏地や素材の重さを確認しましょう。
Types
水着の形状と特徴
| ワンピース | バンド・ストラップ・ボトムが一体で荷重が分散しやすい。体幹が安定。 |
|---|---|
| ビキニ(ワイヤー入り) | 形が整う一方、水中でワイヤーが当たる場合がある。幅の確認が大切。 |
| ビキニ(ソフトカップ) | 動きやすく軽量。サポート力は素材と幅に左右される。 |
| スポーツタイプ | 幅広バンドと高めのネックでホールド力が高い。 |

Checklist
試着時のチェックリスト
- 腕を上げ、前後にひねってもバンドが上がらないか。
- しゃがんだとき、カップが浮いたりずれたりしないか。
- ストラップを指一本分つまめる程度の余裕があるか。
- 濡れた状態を想定し、ややきつめでも苦しくないか。
- 塩素・日焼け止め・海水後のケアが可能か(素材の伸縮性と耐久テスト参照)。
詳しい設計の相談はスイムウェア・エルゴノミクス設計相談で承ります。